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古酒夢幻行

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田 崎  真也
たざき しんや

1958年東京生まれ.
19歳の時、ソムリエを志し、3年間フランスに滞在。’83年フランス食品振興会主催の第3回ソムリエコンクールで優勝。’87年「ホテル西洋銀座」のシェフソムリエとして入社し、現在に至る。’95年「第8回世界最優秀ソムリエコンクール」で、日本人初の優勝。ワインを味わいながら知識を深めるための「田崎真也ワインサロン」を銀座で開催するなど、現在、もっとも署名なソムリエとして多忙な毎日を送っている。沖縄にもたびたび足を運び、現地のソムリエたちとの交流もさかん。那覇の夜は大きなシャコ貝の刺身をさかなに更けていった。

「Coralway」新北号Number66 1997 日本トランスオーシャン(JTA)機内誌より

文 /吉村 喜彦
写真/垂見 健吾 
 8月初旬、田崎真也さんと泡盛の古酒をめぐる旅に出た。沖縄には台風が迫っていた。気圧は下がり、湿り気を帯びた南風がときおり街のデイゴの梢を揺さぶる。風がやむと、鳴き交わす蝉の声がきつい陽射しとともにじりじりと暑さをあおりたてた。
 中東で生まれた蒸留酒の技法が沖縄に伝わったのは、15世紀頃、中国の福健省か東南アジアから、といわれている。やがて17世紀以降、泡盛の製造は首里王府の管理下、首里城南東にある三箇(赤田、崎山、鳥掘の3地域)の住人に限られ、約40戸の酒屋が許可されたという。
 ここ王府のすぐ近くで役人が監督しやすく、酒造りに必要な良質な水が豊富にあったからだ。明治以降、ますます泡盛づくりは盛んになったが、首里の酒屋はその中心であり続けた。首里泡盛の歴史を歩む、その首里の町にある酒造所をまず訪ねた。
酒にも個性が大事-咲元(さきもと)さんの45年酒 P1
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幻の140年古酒-識名(しきな)謙さん宅     P1
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果実古酒のおいしさ-山城さんの祝い酒 P1
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究極の41年酒をいただく-本部(もとぶ)へ  P1
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