boruneo25.html
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| 果実あふれる雨季 果実栽培は沖縄の重要産業に発展しつつある。例えばマンゴー、グァバ、パッションフルーツ、ドリアンなどである。祖国復帰前の八重山では、島バナナ、台湾バナナ、それにパイナップル以外なかったし、もちろん、山へ入ったところで野生の果物などなかった。ボルネオは違う。雨季も半ばの1月になると、山は果物であふれている。ドリアンは栽培種に比べたらずいぶん小粒だが、香りが強く大変おいしい。私は拾い集めたドリアンを観察台で食べながら、暗くなってから来るヤマアラシやマメジカ、クマを待ったものである。パンノキの仲間はパラミツ(ジャックフルーツ)、コパラミツ、スクン、タラップなど昔の集落跡で野生化したものや、野生種もある。他にも色々あって、「人間、働かなくても生きていけるわ」と思うことがある。しかし、そんな恵まれた日々は1ヶ月も続かない。 ボルネオを含む東南アジアは、トロピカルフルーツの宝庫である。ここを起源とする果物が大変多いことと、移入種の栽培も定着している。 東南アジアを起源とする主要な果樹にはバナナ、オレンジやグレープフルーツ、ザボンなどの柑橘類,マンゴー、ランブタン、マンゴスチン、ドリアン、ジャックフルーツ、フトモモ、スターフルーツなどがある。一方、パイナップル、パパイア、アボガド、バンレイシ、グァバ、パッションフルーツなどは、16世紀以降,新大陸から導入されたものである。中でもパイナップルとパパイアは、東南アジアでは、バナナについで高い生産量を占めている。この他、局地的に栽培されているものが約300種類あるし、また、建材、薬用、香辛料となる植物で、果実が二次的に利用されているものが400種類もある。これらの多くは野生種で、山地の農村で自家消費されるだけで、都市の市場に並ぶようなことはない。 バナナはテンプラでも食べられる |
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| 第25話 果物 | ||||||
| 第 26 話 カワネズミ | ||||||



